はじめに
昨今、「労働者不足」や「企業の活性化」を目的に女性やシニア層、外国人の雇用が目立つようになってきました。
特に、「外国人雇用」については、勤勉で向上心が高いという特性から雇用する企業が大幅に増えています。
また、外国人労働者は、日本人とは異なる環境で育ってきているため、新しいアイデアが生まれるなど高いポテンシャルを発揮しています。
今はまだ「外国人雇用」を踏み出せない企業さまでも、「そろそろなにかを始めないと」と考えていることを私たちは知っています。
だから私たちは「外国人雇用」をはじめる企業さまを全力でサポートします。
不足する労働者の推移
出所:パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計 2030」
他の国と比較しても急速に少子高齢化が進行しています。 生産年齢人口は1995年をピークに、総人口も2008年をピークにそれぞれ減少に転じています。 総務省「国勢調査」 によると、2015年の総人口(年齢不詳人口を含む)は1億2,709万人、 生産年齢人口(15歳~64歳)は7,629万人で、14歳以下の推計人口は1982年から連続して減少が続いており、 少子化に歯止めがかからない実態が改めて浮き彫りになっています。
国立社会保障・人口問題研究所の将来推計(出生中位・死亡中位推計)によると、総人口は2030年には1億1,662万人、 2060年には8,674万人(2010年人口の32.3%減)にまで減少すると見込まれており、 生産年齢人口は2030年には6,773万人、2060年には4,418万人(同45.9%減)にまで 減少すると見込まれています。
2020年現在でも人手不足が深刻ですが、
今後さらに深刻化が見込まれています。
ですが、
日本で働いてくれている外国人労働者も
増加しています。
外国人労働者の推移
産業別外国人雇用事業所の割合
事業所規模別外国人雇用事業所の割合
出典:厚生労働省「外国人雇用状況の届出状況(平成30年10月末現在)」
さらに、事業所規模別の割合をみると、「30人未満」規模の事業所が最も多く、事業所数全体の58.8%を占めています。
事業所数はどの規模においても増加しており、特に「30人未満」規模の事業所では前年同期比で13.8%増と最も大きな増加率となっています。